220930
意図せず遠回りして到着。
道中で見た星が綺麗で綺麗でしょうがなかった。
日々の寂しさもやるせなさも元気がないことも全部どうでも良くなって釘付けになるそれは、ただただ幸せな時間だった。
綺麗な景色を見ながら目に入るものに対する感情をそのまま口に出す。
幸せだ幸せだと言う私に連れてきた甲斐があると言ってくれる。
ここに来てこんな体験ができるなんて思ってなかった。
あの星空以上に綺麗な星空なんて数えきれないほどあるだろう。
それがなんだ。
私があの景色が、あの時の感情が、私の不純物を取り除いてくれた。
これが私にとって最近で一番綺麗で幸せな時間だった。
もちろん、それは私以外の他人にとって知らない出来事だろう。
それがなんだ。
それで良い。
あの瞬間確かに私は幸せで幸せでしょうがなかった。
終わると分かっている日々を生きていた途中のこの日を忘れるまで忘れないでおこう。
仮に忘れても、今の私が忘れていないことをここに書き留めておく。
ありがとう。